カニはお歳暮などの贈答用として人気の高いのもののひとつです。タラバガニ、ズワイガニ、ケガニなど喜ばれますが、ズワイガニは価格や大きさもお手頃です。
ズワイガニは、日本海で多く獲られていますが、その陸揚げされた漁港によって、松葉ガニ、越前ガニ、間人（たいざ）ガニ、津居山ガニ、加能（かのう）ガニなどどブランドと化し、それぞれ違ったタグをつけて区別をしています
これによって、それぞれが違う種類のカニだと勘違いをされることも多々あるようです。
越前ガニは、福井県の越前漁港でとれたカニです。
オスは越前ガニ、メスはせいこガニと呼びます。幸せなことに、私の義妹の夫が越前の出身なのでお正月はいつも越前ガニを食べられるのですが、オスは大きく、身や味噌の味も濃厚で甘みがあります。
一方、メスは小さくて身の部分の味も少し淡白な感じがしますが、そと(外)こ、うち(内）こ、という2種類の卵が楽しめ、特にうちこは絶品です。カニの解体方法も越前の人に教わるとよいのですが、インターネット等でも紹介しています。
知っていると知らないとでは大違いです。越前ガニは多くの地元専門店が通販で扱っています。
当たりはずれもあるので金額だけにとらわれないように、また、是非オス・メス両方楽しんで頂きたいものです。